岡村閑翁先生講学處碑
- 2016/08/25
- 22:16
岡村閑翁先生講学處碑(大乗滝寺/奈良県生駒市元町2-14)
安岡正篤は、東大阪在住の少年時代、兄の堀田真快(のち高野山管長を務めた)と共に元大和郡山藩儒・岡村閑翁(1827~1919)に学んでいる。
岡村閑翁は陽明学者で、これが安岡が陽明学に触れた最初だったらしい。
閑翁は維新直後には柳生藩権大参事を務め、明治13年、宝山寺第十四世乗空和尚の屈請を受けて、生駒の滝寺に移り、大正八年に没するまでの約四十年間、子弟教育に尽力している。
1968年、閑翁が学を講じた滝寺の境内に講学處記念碑が立てられ、除幕式には安岡堀田兄弟を始め、閑翁縁の人々が大勢参列したということだ。
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