卦の連続性について
- 2017/09/05
- 18:38
一卦多占を目論んでいるならいざ知らず、昨今の占者の大多数は、分占を常法としていると思うが、分占で複数の卦を立てる際、注意しておくべきは、得卦の連続性である。
つまり、得卦を別々に見るのではなく、前後で関連性や類似性がないかを常に意識しておくのである。
例えば、同じ分野の占題で5回以上続けて凶が出続けたら、進み方が間違っている可能性を考えて判断はしばし保留にした方が良い。
客を取っての鑑定ではそうも行くまいから、その場合は、どこに間違いがあるのか検証して行くしかないが、時間的に余裕があるなら、判断を急ぐことは避けた方が良かろう。
もし、気に入る卦が出るまでやるということになると、卦が正しく応じてくれなくなるようだ。
以前交流のあった或る易法家は、これを「易が歪む」と表現しておられたが、的を射た表現だと思う。
結局のところ、選択肢を分占するにしても、運気の悪い時には、良くないものしか思いつかないので、そんな中から選ぼうにもロクな卦が出ないのは当たり前である。
また、例えば、ビジネスを新しく始めようという時、何かにつけ吉意の強い卦爻を得ても、それらが勢いの弱い卦であったり、女性の意のある卦であったりする場合は、本業ではなくサイドビジネスとして見て吉だと取るべきで、こういう際も得卦に連続性が現れるのが普通であるから、注意しておくべきであろう。
つまり、得卦を別々に見るのではなく、前後で関連性や類似性がないかを常に意識しておくのである。
例えば、同じ分野の占題で5回以上続けて凶が出続けたら、進み方が間違っている可能性を考えて判断はしばし保留にした方が良い。
客を取っての鑑定ではそうも行くまいから、その場合は、どこに間違いがあるのか検証して行くしかないが、時間的に余裕があるなら、判断を急ぐことは避けた方が良かろう。
もし、気に入る卦が出るまでやるということになると、卦が正しく応じてくれなくなるようだ。
以前交流のあった或る易法家は、これを「易が歪む」と表現しておられたが、的を射た表現だと思う。
結局のところ、選択肢を分占するにしても、運気の悪い時には、良くないものしか思いつかないので、そんな中から選ぼうにもロクな卦が出ないのは当たり前である。
また、例えば、ビジネスを新しく始めようという時、何かにつけ吉意の強い卦爻を得ても、それらが勢いの弱い卦であったり、女性の意のある卦であったりする場合は、本業ではなくサイドビジネスとして見て吉だと取るべきで、こういう際も得卦に連続性が現れるのが普通であるから、注意しておくべきであろう。
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