コメント
No title
新井白蛾は、屯蹇困の三卦を難儀する卦として一緒に取り上げています。(古易断)
しかし易学小筌では坎蹇困が難儀の卦となっています。
四大と言い出した人はわかりません。
しかし、この辺りがネタ元ではないでしょうか。
釈迦に説法の愚をおかしている気がしてきたので黙ります。失礼しました
しかし易学小筌では坎蹇困が難儀の卦となっています。
四大と言い出した人はわかりません。
しかし、この辺りがネタ元ではないでしょうか。
釈迦に説法の愚をおかしている気がしてきたので黙ります。失礼しました
No title
井上鶴洲の易学発蒙、屯卦解説にも屯蹇困共に難を意味するが持ち味に違いありと言っています。難括りの萌芽のようなもので、四大或は三大難卦という明確な括りは無いように思われます。
文化九年の著述ですので1812年。
これ以降の成立かと・・・・・。
文化九年の著述ですので1812年。
これ以降の成立かと・・・・・。
すいません・・・
漢籍国字解全書 易経 周易釈詁 屯の条に「屯は険の始首、蹇は険の最中、困は険の至極。六十四卦中の三難卦と称する」の語がみえます。羅州説の根拠はこれじゃないでしょうか。
白蛾・鶴洲補足
白蛾の意図は対照して各卦の違いを説明するため同時に取り上げただけで、占断においての観卦法という感じでは無さそうです。。
古易一家言で吉卦凶卦という区別を否定していますし。
易学小筌などは、そもそも良い卦自体が少ない。
黙ると言ったくせに・・・すいません。
白蛾・鶴洲補足
白蛾の意図は対照して各卦の違いを説明するため同時に取り上げただけで、占断においての観卦法という感じでは無さそうです。。
古易一家言で吉卦凶卦という区別を否定していますし。
易学小筌などは、そもそも良い卦自体が少ない。
黙ると言ったくせに・・・すいません。
有難う御座います
ご教示有難う御座います。
白蛾は調べていませんでした。
屯蹇困ないし坎蹇困の三難卦とでも称すべきものに、坎が加わったり、屯が加わったりして、四難卦になっていると。
そうすると、両方読んでいた嘉右衛門の『高島易断』に至って、ようやく四卦揃ったという可能性もありますね。
いつも勉強させて頂いて有難う御座います。
白蛾は調べていませんでした。
屯蹇困ないし坎蹇困の三難卦とでも称すべきものに、坎が加わったり、屯が加わったりして、四難卦になっていると。
そうすると、両方読んでいた嘉右衛門の『高島易断』に至って、ようやく四卦揃ったという可能性もありますね。
いつも勉強させて頂いて有難う御座います。
勉強になります。
ありがとうございます。
これからどれだけ本を読まないとならないか!という感じですが、知らなければ、本を読んだり、調べたりすることもできません。本当にありがとうございます。年末年始は易に埋まりたいです。
ありがとうございます。
これからどれだけ本を読まないとならないか!という感じですが、知らなければ、本を読んだり、調べたりすることもできません。本当にありがとうございます。年末年始は易に埋まりたいです。
Re: タイトルなし
かとちさま
そんなに多くの本を読む必要はありません。
基本的なテキストを葦編三絶の精神で読み込んでください。
そのほうがずっと良いです。
そんなに多くの本を読む必要はありません。
基本的なテキストを葦編三絶の精神で読み込んでください。
そのほうがずっと良いです。
No title
こちらこそいつも教えられています。ありがとうございます。
本来の意図は、難儀を意味する卦を対照解説のために並べただけで、占法上特筆すべき凶意の表徴と考えたのは高島嘉右衛門以降のようですね。
高島翁の弟子と称する柄澤照覚も四難卦の語を使用していました。
高島易断を読んだ人が特に取り上げたのかも知れません。
国会図書館デジタルコレクション
柄澤と高島の関係に関して「現代之人物観無遠慮に申上候」に面白い話が載っています。
ご参考までに。
本来の意図は、難儀を意味する卦を対照解説のために並べただけで、占法上特筆すべき凶意の表徴と考えたのは高島嘉右衛門以降のようですね。
高島翁の弟子と称する柄澤照覚も四難卦の語を使用していました。
高島易断を読んだ人が特に取り上げたのかも知れません。
国会図書館デジタルコレクション
柄澤と高島の関係に関して「現代之人物観無遠慮に申上候」に面白い話が載っています。
ご参考までに。
Re: No title
大様
読者様とこういう有意義なやり取りが出来ますことを大変嬉しくまた有難く思っています。
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
読者様とこういう有意義なやり取りが出来ますことを大変嬉しくまた有難く思っています。
今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m
No title
庵主様
こちらこそありがたく思っております。
またつまらぬコメントをさせて頂くと思いますが、その節は宜しくお願い致します。
こちらこそありがたく思っております。
またつまらぬコメントをさせて頂くと思いますが、その節は宜しくお願い致します。
Re: No title
大歓迎です。
十死卦
四難卦を調べていてこちらにたどり着きました。
2017年の記事にコメントしてお目にとまるか不明ですが
十死卦については何かご存じでしょうか?
『断易指南鈔』で見つけたのですが、
十死卦と言いながら九卦しか記されておらず、
ずっと気になっています。
2017年の記事にコメントしてお目にとまるか不明ですが
十死卦については何かご存じでしょうか?
『断易指南鈔』で見つけたのですが、
十死卦と言いながら九卦しか記されておらず、
ずっと気になっています。
Re: 十死卦
こんにちは。
十死卦についてはわかりません。
即時占の部分と照合しても、必ずしも十死卦には必死の卦とは出ていないので、類推も難しいようです。
普通の感覚だと十死卦に数え上げられている節や需などはそれほど凶兆の卦とも思えませんし。
お役に立てず申し訳ありません。
十死卦についてはわかりません。
即時占の部分と照合しても、必ずしも十死卦には必死の卦とは出ていないので、類推も難しいようです。
普通の感覚だと十死卦に数え上げられている節や需などはそれほど凶兆の卦とも思えませんし。
お役に立てず申し訳ありません。
Re: 十死卦
一閑人さま
こんにちは。
一年ほど前、お尋ねのありました『断易指南抄』中の十死卦の件ですが、判明しましたのでお知らせします。
ネタ元は明代の『断易天機』で、そのままパクられているだけでした。
抜けている卦は「風地観」で、単に意味はなく誤って脱落しただけのように思われます。
取り急ぎお知らせまで。
蒼流庵主人
こんにちは。
一年ほど前、お尋ねのありました『断易指南抄』中の十死卦の件ですが、判明しましたのでお知らせします。
ネタ元は明代の『断易天機』で、そのままパクられているだけでした。
抜けている卦は「風地観」で、単に意味はなく誤って脱落しただけのように思われます。
取り急ぎお知らせまで。
蒼流庵主人