落合東堤~秋田易儒墓参録~
- 2017/12/25
- 18:33
落合東堤墓(浄蓮寺/秋田県大仙市角間川町東本町82)
落合東堤(1749~1841)は寛延二年に生まれ、名は直養、幼名は文六、字は季剛といい、東堤・守拙亭と号した。
中山菁莪(1728~1805)に学ぶ。
秋田藩校の教授に招かれたが固辞、寛政七年(1795)私塾守拙亭を開いて子弟を教育し、たびたび藩主に賞せられた。
また、平沢久敬に従って医を修め、稲の品種改良に当り、角間川の聖人と称された。
俳諧・和歌を能くした。
『易経本義講義』などの著述がある。
墓所は角間川の喜福院と記載を見るが、実際には300メートルほど北の浄蓮寺にあり、理由は不明ながら同寺の敷地内に喜福院の墓地が一部あって、その中に落合家の墓所がある。
落合東堤生誕地(秋田県大仙市角間川町下中町38)
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